やる気を育てる手法

  今まで、2000名以上の生徒さんと接してきたなかで、

  『成績が伸びない』・『やる気が出ない』・『成績が悪かった』と

  言う子供たちに共通している事は、【これ位やっておけば】とか

  【まあ~行けるかな~】といった、ほどほどの学習で満足していると言う点です。

  学校での小テストであれ、模擬テストであれ、定期テストでも、

  【これ位で平均取れるだろう】・【いつもより頑張ったかな~】と

  いう自分を納得させる段階でやめてしまっている事がとても残念です。

  そして、その取り組みに慣れてしまい【悪い習慣・癖】になって

  しまい、結果においてもこんな感じだろうという【悪い習慣・癖】になっていますね。

  子供たちのやる気とは、とても単純なはずです。【頑張ったらば、

  頑張ったなりの結果が出る】という【経験】によって【良い習慣・癖】

  にも生まれ変わるものです。



  そのきっかけとして必要な事柄は、色々な人に

  『具体的な数字を努力行動によって見せられる場』で結果を出すと決める事です。

  一つ一つの達成や努力によって結果を出すと決める事です。

  学校・塾・お母さんとの暗記チェックであれ、妥協せず結果を

  出し自信をつけることです。



  自信がつけば『やる気』もどんどんついていきます。

  『やる気』が出ると、集中力が上がり自分から上位を目指すようになります。

  私たちのスタンスは達成や結果を出したことに、心の底から喜び、

  努力したことに『褒め・褒め・けなし・かんばって』の声がけをしてあげること。

  そうしてあげることで生まれる自信とやる気のスパイラルの流れが

  『やる気』というものです。

  初めは、小さな結果でも段々と大きな達成や結果となり自分の心が

  自発的に行動し始めるものです。

  だからこそ、小さなテストでも全力で覚え結果を出しましょう。

  期待をさせ、努力行動で結果を出すと決める事です。


  この繰り返しが【良質な習慣・癖】となります。その先に、

  『やる気』をコントロール出来る自分があるのです。

  それは、マインドセット。言い方を変えればイメージトレーニングです。

  「自分なら必ず出来る」「自分は100点取れる」

  「自分がトップをとる」という姿を意識してください。



  君自身が今は最下位であったとしても、「こうなりたい。

  こうなる。」と言った姿を意識してください。



  15年間、子供たちを見てきて本当に子供たちは素直だと感じています。

  だからこそ、必ず【なりたい自分になれる】と言い切れます。

  子供たちは変貌できます。自分は世界でたった一人のブランドです。

  あなたが自分自身を磨くだけです。

  もっと自分を過大評価しましょう。

  こうなりたいという自分をイメージしてあげましょう。

  そして、結果に妥協をしない自分を褒めてあげましょう。



  今も、この文を書いているときに「学校の英語スペリング

  コンテストで100点満点取ったよ!!」と生徒が言ってくれました。

  彼は自信と次なるやる気にスイッチが入ったようです。

  これは教える側にとっても本当にうれしいことです。

  自分を信じ、行動をした事に敬意を表します。

  どんな自分にもなれることを忘れないでください。

  自分の能力は右肩上がりであることを信じてください。

  誰でも【やる気】は身につきます。