究極の問題集の選び方~120%活用法

   先日、小学5年生と中学1年生の保護者の方から問題集について相談がありました。

   その時のアドバイスを書かせて頂きます。

   塾で購入している教科は、これ以上に購入する必要はないでしょう。

   受講していない教科で問題集を購入するのなら、「8つの法則」があります。

   どの様な教材も目的や活用法があり、わからなければ120%使いこなせません。

 その為の法則は

  ①書店に色々な問題集が並んでいますが、保護者の方だけでなく、

   必ず生徒さん本人も一緒に行って選ぶこと。



  ②書き込み式で薄い問題集をチョイス。

   問題が多すぎては時間がかかります。塾教材と異なり、

   書き込みにする理由はノートに書く時間を省略するためです。



  ③出来る限り学校に準拠した教材を選ぶ。

   単元がズレている内容では、自宅学習で脳内整理が難しくなります。



  ④これが一番重要です。

   【解答・解説が詳しい問題集を選ぶ】

   生徒さんに良く言う言葉ですが、「解答・解説と友達になれ!」

   解らないで悩むより問題・解答同時学習法から問題数を攻略する必要があります。

   その為のポイントは、解答・解説が別冊になっている問題集が

   一番使いやすいでしょう。


  ⑤嫌いな教科ほど優しい問題集を選ぶ。

   人間は得意な教科にばかり時間を使うものです。最初のうちは

   馬鹿にされるぐらい簡単な問題集で一つ一つのステップから

   嫌いな教科も攻略できます。



   特に歴史などでは、小学生用のほうが基礎から丁寧に書いてありますよ。

   優しい問題から始め、自信を持つことが、嫌いな教科を攻略する秘訣です。

  ⑥全ての問題集は1ページ毎に必ず答え合わせ。

   常に自分がどこでつまづいたのか確認をしないまま、まとめて

   答えあわせをするとやる気もなくなり、修正できなくなってしまいます。


  ⑦間違った問題には必ずチェックマークをつける。

   マークは以下の三種類で。

   A:間違えた問題→【例】チェックマーク

   B:解答・解説でわかった問題→【例】チェックマークに○印

   C:解答・解説を読んでもわからなかった問題。→【例】★印

    (必ず先生を捕まえて質問しよう!)。



  ⑧最後は、間違えた問題を解けるようにすること。

   この作業がわかっていてもなかなか出来ません。

   自分の解らない問題を明確にしなければ、何のための問題集か解りませんよ。

   『解法を理解』し『徹底暗記』と『ケアレスミスに意識をおいた』

   取り組みで、全ての教科を攻略することができるのです。

   塾での教材・テキストも必ず目的があります。

   悩んだときは、相談してください。